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2012-11-29

非可食性バイオマスプラスチックの開発について

弊社は、新たに非可食性バイオマスプラスチック「セルブレンECシリーズ」を開発いたしました。
「セルブレンECシリーズ」は、パルプなど木質資源であるセルロースを原料としたセルロースエステル系のプラスチックで、植物由来成分を40~50重量%使用しています。
セルロースは特定の地域に偏ることなく自然界に豊富に存在するため、トウモロコシなどを原料にしたポリ乳酸に比べて、原料調達が容易な点で優位性があります。また、人口増加による不足が懸念される食糧資源に影響を与えないことから、持続可能な社会の実現に貢献できる素材でもあります。

セルロースエステル系のプラスチックは、通常、熱可塑性が乏しく可塑剤を添加して成形加工用途で使用されていますが、既存の材料では、長期間保管時の可塑剤の揮発による寸法変化や変形が問題となることがありました。

「セルブレンECシリーズ」は、新規可塑剤、添加剤の処方配合とコンパウンド技術によりこの問題を大きく改善するとともに、成形材料として良好な機械強度を有しています。また、環境配慮製品であることを明示するため、日本バイオプラスチック協会のバイオマスプラ(BP)マークの取得を予定しています。

製品化につきましては、本年内に一般グレード、2013年初めに透明グレード、難燃グレードの上市を予定しています。今後、当社は、欧米市場において環境に配慮したプラスチックの要求が強まるOA機器部品等の用途開拓を進めてまいります。

なお、「セルブレンECシリーズ」は、ダイセルグループのダイセルファインケム株式会社への供給も予定しており、同社のセルロースエステル系のプラスチック「アセチ」の新規製品として、同社がメガネ用途などへの展開も進めてまいります。



<本件に関するお問い合わせ先>
ダイセルポリマー株式会社
事業支援部 担当 山門(やまかど)
TEL:03-6711-8401
FAX:03-6711-8408